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2017 年度 研究成果報告書

体液恒常性を司る脳内機構の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24220010
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 神経科学一般
研究機関基礎生物学研究所

研究代表者

野田 昌晴  基礎生物学研究所, 統合神経生物学研究部門, 教授 (60172798)

連携研究者 檜山 武史  基礎生物学研究所, 統合神経生物学研究部門, 助教 (90360338)
作田 拓  基礎生物学研究所, 統合神経生物学研究部門, 助教 (40343743)
研究期間 (年度) 2012-05-31 – 2017-03-31
キーワード神経科学 / 脳・神経 / 体液恒常性 / イオンチャネル / シグナル伝達 / 水分摂取 / 塩分摂取 / 脳弓下器官
研究成果の概要

脳弓下器官(SFO)に、分界条床核腹側部(vBNST)へ投射して水欲求を制御する“水ニューロン”、あるいは終板脈官器官(OVLT)に投射して塩欲求を制御する“塩ニューロン”と呼ぶべき、AT1a陽性ニューロンの集団があることを見出した。前者はコレシストキニンの、後者はNa+の濃度上昇で活性化する、異なるGABA作動性ニューロンから、それぞれ抑制的制御を受けていた。また、脳内Na+センサー、NaxのNa+濃度感受性がエンドセリン-3によって調節されること、OVLTにおいて、Naxのシグナルがエポキシエイコサトリエン酸を介してTRPV4陽性ニューロンを活性化し、水摂取を制御していることを見出した。

自由記述の分野

分子神経生物

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公開日: 2019-03-29  

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