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2017 年度 研究成果報告書

光合成・光化学系Ⅱ複合体の原子分解能における酸素発生機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24227002
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 構造生物化学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

神谷 信夫  大阪市立大学, 複合先端研究機構, 教授 (60152865)

研究分担者 八ツ橋 知幸  大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (70305613)
連携研究者 川上 啓介  大阪市立大学, 複合先端研究機構, 特任准教授 (40619904)
梅名 泰史  大阪市立大学, 複合先端研究機構, 特任准教授 (10468267)
福島 佳優  大阪市立大学, 複合先端研究機構, 特任講師 (00402438)
野地 智康  大阪市立大学, 複合先端研究機構, 特任講師 (40452205)
研究期間 (年度) 2012-05-31 – 2017-03-31
キーワード光化学系II / 光合成 / 水分解酸素発生機構 / X線結晶構造解析 / Mn4Caクラスター / Mn原子混合原子価 / Kokサイクル / 人工光合成
研究成果の概要

我々は、光合成で水から酸素を発生させている光化学系II(PSII)の結晶構造を、2011年に1.9 Aの高分解能で報告した。これにより、酸素発生Mnクラスターのもっとも安定な状態とされるKokのS1状態の構造が明らかとなった。しかし、PSIIの酸素発生機構をより深く理解するためには、反応の進行とともに変化するPSIIの構造を知る必要がある。本研究では、4種類の除草剤の複合体、サブユニットの一つを失った変異体、ヨウ素イオンにより失活したPSIIなど多数の結晶構造を明らかにした。またS1状態の前後のS0、S2状態について研究を進め、PSIIの酸素発生機構に関する多くの新たな知見を得た。

自由記述の分野

構造生物化学、タンパク質結晶学

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公開日: 2019-03-29  

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