研究課題
平成26年度は,平成25年度までの成果の統合とその評価を目的として研究活動を実施した.まず,平成25年度までにの成果となる空間制御システムに関する分析,設計,検証手法を統合し,制御ループモデルを中心とした空間制御ソフトウェアの開発プロセスを構築した.さらに,平成25年度に開発した分析工程,設計工程,検証工程を支援するツール群をつなぐツールチェインを構築した.具体的には,分析,設計工程で用いるCASEツールCASEツールによって作成されたモデルを検証用のモデルに変換する変換ツールを開発した.次に,開発したプロセスを用いた評価実験を行った.評価実験では,国立情報学研究所内のスマートルームを用いた清掃ロボットによる室内自動清掃システムを実装した.室内に配置された位置センサーを入力,清掃ロボットを出力とし,それらを統合,制御する空間制御ソフトウェアを,提案した手法を活用して構築した.さらに,清掃機能の追加や,非機能要求の追加を想定したソフトウェア進化を行い,本提案手法の有効性を評価した.さらに,研究成果の公開を行った.研究成果を,国際会議,論文誌等で発表し,構築したツールや実装した環境制御ソフトウェアをWeb上で公開した.
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (11件)
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