単一NV中心の基底状態の電子と入射する光子の量子もつれ状態を吸収によって検出する量子もつれ吸収の実験に成功(Phycal Review Letters掲載)。量子テレポーテーションの原理により単一光子から基底状態の単一電子スピンへの量子状態転写の実験に成功(Nature Photonics掲載)。ポストセレクションによる転写を純粋化し90%以上の忠実度で量子状態転写の量子性を証明。量子メモリー時間(位相緩和時間)を独自の幾何学スピンエコーで100倍近く延長することに成功(Nature Communications掲載)。エコー操作の繰り返しで室温で世界最長の1.9ミリ秒の位相緩和時間を得た。
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