研究課題
基盤研究(A)
半導体半金属混晶GaAsBiを用いることで、発振波長が温度に依存しない光通信用半導体レーザの実現が期待される。分子線エピタキシャル法を用いて、高品質なGaAsBiを得た。Bi組成9.5%のGaAsBi薄膜から、室温において通信波長帯である1.3μmで発光が得られた。GaAsBiレーザダイオード(LDs)を試作し,最大波長1045 nmでの室温レーザ発振を実現し、その発振波長の温度係数が低減できることを世界で初めて実証した。
半導体工学