テルライトガラス等は、その赤外吸収端にまで及ぶスーパーコンテュニューム光を発生させることが可能な素材であることを実証した。コアとクラッドを異種ガラスとしたハイブリッドフォトニッククリスタルファイバを開発し、高非線形ファイバの波長分散の低減・平坦化が可能であることを明らかにした。また、中赤外スーパーコンテュニューム光の発生、帯域2800nmのパラメトリック増幅や動的なフォトニックバンドギャップの制御が可能であることを明らかにした。本研究により、高非線形ガラス素材を用いたフォトニッククリスタルファイバにより石英ファイバで実現困難な高機能光波の創生制御が可能であることを明らかにした。
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