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2012 年度 実績報告書

高機能・高耐久性にすぐれた次世代ハイブリッド構造の創成と設計法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 24246080
研究種目

基盤研究(A)

研究機関九州大学

研究代表者

日野 伸一  九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00136532)

研究分担者 合田 寛基  九州工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20346860)
園田 佳巨  九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40304737)
山口 浩平  九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60336013)
浜田 秀則  九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70344314)
研究期間 (年度) 2012-10-31 – 2015-03-31
キーワード複合構造 / 維持管理 / 次世代ハイブリッド構造
研究概要

以下の項目について検討した.
(1)各種FRPおよびコンクリートとの付着メカニズムの解明について,①各種FRPとコンクリートの付着メカニズムおよびFRP同士の継手の挙動の解明,②非接触計測画像解析による補強部界面の応力伝達機構を解明した.
(2)人工軽量骨材と鋼およびFRP短繊維の混入による軽量2種コンクリート構造材の力学特性の究明とその設計法の確立について,コンクリート部材の高耐久性を目指してFRP系のビニロン繊維やポリプロピレン繊維などを新たに取り入れ,鋼繊維で既に確立させた評価手法に則り,①せん断スパン比,骨材の種類などを変化させてできるだけ多くのデータを集積した.その後,②得られたデータを統計的処理することにより,既往の材料の強度評価式をアレンジした設計評価式を提案した.
(3)引抜き成形されたGFRPの材料設計および曲げ・せん断破壊メカニズムと部材接合構造の究明について,①屋外暴露試験によるGFRPの長期耐久性の究明,②はり部材による実験とその数値シミュレーションにより検討した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

新素材である炭素繊維強化プラスチックなどの力学特性について,数値解析手法により適切に評価できることになったため.

今後の研究の推進方策

設計法を確立して,汎用性のある設計法を提示する.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 円孔を有する GFRP 板の引張耐荷挙動およびGFRP 孔あきジベルの引抜き耐荷挙動2013

    • 著者名/発表者名
      山口浩平,日野伸一他4名
    • 雑誌名

      構造工学論文集

      巻: Vol59A ページ: 949-956

    • 査読あり
  • [雑誌論文] FRPを用いた橋梁用伸縮装置の耐荷力と摩耗に関する実験的研究2013

    • 著者名/発表者名
      山口浩平,日野伸一他4名
    • 雑誌名

      構造工学論文集

      巻: Vol59A ページ: 928-935

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Seismic Retrofit of Existing RC Pier with reinforcing Steel Bar and CFRP Grid by Polymer Cement Mortar for Shotcrete2012

    • 著者名/発表者名
      Satoru Nakamura, Kohe i Yamaguchi, Shinichi Hino, Koichi Sato
    • 雑誌名

      Proc. of the 9th German-Japanese Bridge Symposium

      巻: CD-ROM ページ: CD-ROM

    • 査読あり
  • [学会発表] 円孔を有する GFRP 板の引張耐荷挙動およびGFRP 孔あきジベルの引抜き耐荷挙動2013

    • 著者名/発表者名
      山口浩平
    • 学会等名
      土木学会構造工学シンポジウム
    • 発表場所
      東京都
    • 年月日
      20130414-20130415

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公開日: 2015-05-28  

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