研究課題
以下の項目について検討し、成果を得た。(1)FRP短繊維補強軽量2種コンクリート部材の設計法の確立について、①鋼繊維、ビニロン繊維などの各種短繊維を混入した軽量2種コンクリートの力学特性の定式化、②RCはりのせん断耐力については、鋼繊維混入率を考慮したせん断耐力評価式の提案、③孔あき鋼板ジベルのせん断耐力式の提案、を行った。(2)各種FRPを用いたRC部材の補強法の提案として、①コンクリート下水管渠内面のせん断補強対策として、CFRPグリッドを接触配置したPCM吹付け工法について検討し、合理的なせん断補強設計法を提示、②CFRPストランドシートの曲げ補強および付着特性の継続検討、を実施した。(3)既設橋梁RC床版の下面補強法として、高耐久性レジンコンクリートパネルによるRC補強法を提案し、その有効性および設計法について検討した。(4)その他、廃タイヤのコンクリートへの有効利用を目的として、タイヤ混入コンクリートの力学特性および耐久性の評価について検討した。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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コンクリート工学年次論文集
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