研究課題
基盤研究(A)
本研究では現地における実構造物を対象とした津波による橋梁損傷メカニズムの分析および桁模型を用いた水理実験による橋梁への水平作用力,鉛直作用力を明らかにした.8地区を対象とした被害分析の結果,概ねβ値と損傷度は一致した傾向となり,桁形状,桁重量,流速が流出を支配する要因であることが明らかとなった.また,水理実験を基に,水平作用力,鉛直作用力算定式を提案した.これらの提案式は他機関で実施された結果とも一致した傾向となった.
コンクリート工学