研究課題
基盤研究(A)
本研究では、小型浮力エンジンと定域長期観測に必要な基本制御ソフトウエアを開発して自律昇降式水中ロボット実験機「ツクヨミ」に搭載し、水槽実験や海洋実験等によりその性能を検証した。その結果、開発した自律昇降式水中ロボットは長期間の定域観測に必要な基本的機能を持つことを確認した。浮力エンジンは市販の小型斜版式アキシャルピストンポンプを用いることで、従来搭載していた浮力エンジンより体積、重量共に約1/2になり、速度も1桁以上高速にすることができた。
海洋工学