研究課題/領域番号 |
24247038
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤木 幸夫 九州大学, 生体防御医学研究所, 特任教授 (70261237)
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研究分担者 |
田村 茂彦 九州大学, 基幹教育院, 教授 (90236753)
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連携研究者 |
本庄 雅則 九州大学, 生体防御医学研究所, 特任准教授 (90372747)
奥本 寛治 九州大学, 大学院理学研究院, 助教 (20363319)
山本 宣彦 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (00191429)
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研究協力者 |
山下 俊英 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (10301269)
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研究期間 (年度) |
2012-05-31 – 2017-03-31
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キーワード | ペルオキシソーム / ペルオキシソーム欠損症 / Zellweger症候群 / 中枢神経系障害 / 代謝調節 / プラスマローゲン / コレステロール / リピドーム解析 |
研究成果の概要 |
中枢神経系に障害を呈するペルオキシソーム病に関して、ペルオキシソーム代謝産物の恒常性の破綻が病態発症を導くと推察されるが、その詳細な分子機構は未解明であった。我々は病態モデルマウスを用いた解析により、脳形態形成に関わる分泌性因子の異常を見出すとともに、中枢神経系維持におけるペルオキシソーム代謝機能の重要性を示し、ペルオキシソーム代謝産物と病態との関連性を提唱している。また、エーテルリン脂質プラスマローゲン依存的なコレステロール生合成調節やカタラーゼのサイトゾルへの放出を介した抗酸化ストレス応答など、ペルオキシソーム機能による細胞内代謝調節の恒常性維持に関わる重要な知見を得ることができた。
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自由記述の分野 |
分子細胞生物学, 生化学
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