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2015 年度 研究成果報告書

分化する予定運命を転換して精子形成を再生する潜在的幹細胞の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24247041
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 発生生物学
研究機関基礎生物学研究所

研究代表者

吉田 松生  基礎生物学研究所, 生殖細胞研究部門, 教授 (60294138)

研究期間 (年度) 2012-05-31 – 2016-03-31
キーワード生殖細胞 / 分化 / 脱分化 / 幹細胞
研究成果の概要

マウス精子形成において、普段は自己複製せずに分化するが再生時には幹細胞へと戻る「潜在的幹細胞」について、以下の発見をした。(1)レチノイン酸(RA)シグナルに対して、定常状態を支える幹細胞(GFRα1陽性細胞) が未分化に留まる一方、潜在的幹細胞(Ngn3陽性細胞)は不可逆的に分化して幹細胞としての潜在能力を失う。(2)この違いは、Ngn3陽性細胞のみがRA受容体(RARg)を発現することによる。これらに基づいて、組織の恒常性を支える幹細胞システムの頑強性を担う新たなメカニズムを提唱した。

自由記述の分野

発生生物学、生殖細胞生物学、幹細胞生物学

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公開日: 2017-05-10  

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