研究課題
基盤研究(A)
β-1,6-グルカンは酵母の生存に必須な細胞壁の構成成分だが、その生合成機構は未だに明らかでない。β-1,6-グルカン合成に最も重要なタンパク質は、小胞体にあるKeg1, Kre5、小胞体から細胞表層まで輸送されるKre6とそのホモログSkn1、Kre9とホモログKnh1である。これらのタンパク質間の正常な相互作用によりKre6が細胞膜へ輸送されることがβ-1,6-グルカン合成に必須であることを示し、生合成プロセスの新しいモデルを提唱した。
農芸化学、応用微生物学
