研究課題
基盤研究(A)
本研究では魚介類においてRNA干渉に関わる小分子RNAを網羅的に解析し、それらの知見を水産分野に役立てることを目的に基礎研究を行った。次世代シーケンサーによるトランスクリプトームにより、トラフグ、メダカ、アコヤガイの各組織における小分子RNA発現プロフィールを明らかにした。トラフグにおいては1420 種類の miRNAを見出すとともに、それぞれのmiRNAに多数のisomiRが存在することを見出した。魚介類の病原体防御にRNAiを活用することを考え、病原体側の遺伝子構造の解析を推進した。
水圏生物工学