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2015 年度 研究成果報告書

レドックス感受性TRPチャネルが統御する炎症性細胞応答機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24249017
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医化学一般
研究機関京都大学

研究代表者

森 泰生  京都大学, 地球環境学堂, 教授 (80212265)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードカルシウム / TRP / チャネル / レドックス / 活性酸素種 / 炎症
研究成果の概要

活性酸素種ROSや親電子分子種は生命体にストレスを与えるが、細胞シグナル分子としても注目されている。私たちは、複数のTransient Receptor Potential (TRP) Ca2+透過カチオンチャネルがレドックス感受性を有し、細胞死、細胞化学遊走等の生体応答を惹起することを示した。本研究はレドックス感受性TRP群が果たす炎症における役割を明らかにした。特に、TRPM2は多様な炎症性細胞応答の鍵シグナル調節因子であることが分かった。O2をも感知するTRPA1の高酸化感受性も示した。レドックス感受性TRP群の生理学的意義の解明は、TRPの臨床医学上の治療標的としての重要性を示唆する。

自由記述の分野

生化学

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公開日: 2017-05-10  

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