研究課題
基盤研究(A)
ウガンダのマラリア高度流行地域においてBK-SE36マラリアワクチンのPhase Ibの追跡調査を実施した結果、72%の発症防御効果を得た。本研究では、以下の研究成果を得た。1)ワクチン接種免疫応答群における1年間の感染防御効果あるいはマラリア自然感染によるブースト効果、2)ワクチン誘導抗体における防御標的エピトープの解明、3)SERA5に極めて遺伝子多型が少ないこと、4)第二世代ワクチンBK-SE36/CpGの日本でのPhase Iaによる安全性と誘導抗体増加の証明、5)抗SE36抗体のみによる感染防御効果の証明、6)ブルキナファソで1-5歳児対象のPhase I/IIbを開始、以後継続中。
マラリアワクチン開発