研究課題
妊娠高血圧症候群および子癇は全妊娠の5〜7%に発生し、日本を含む先進国ではしばしば重篤な母体、胎児への罹患と集中管理を必要とする。低医療資源国では重症化により未だに最大の母体死亡の原因である。平成25年度は、下記の2つを主に行った。1)妊娠初期発症予測因子の探索:前年度に引き続き、ヒトの検体集めを症例継続している。さらに、妊娠高血圧症候群の重症化マウスを作製しえたので、これをもとに、このマウスをもとに、早期発症の原因因子、重症化因子の探索を行った。2)既存薬ライブラリーのスクリーニング:前年度より検討したPIGF産生能の優れた薬剤を一つにまで選別を行い、それに対し、様々な面から検討を行い、現在論文報告を行っている段階である。
2: おおむね順調に進展している
研究解析をするなかで、当初予想していたものと近いデータとなり、派生する実験等で実験内容の修正、改良は行ったものの、妊娠高血圧症候群の解明という面からは概ね、順調に進んでいると考えられる。
25年度の実験結果を踏まえ、さらに当初予定していた実験及び、新たに派生した実験をより適切に取捨選択しながら行っていく予定である。
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