• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

選別的移民政策の国際比較――新自由主義/新保守主義と国民国家の境界再編成

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24252008
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 社会学
研究機関一橋大学

研究代表者

小井土 彰宏  一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60250396)

研究分担者 宣 元錫  大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 客員研究員 (10466906)
上林 千恵子  法政大学, 社会学部, 教授 (30255202)
伊藤 るり  一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (80184703)
塩原 良和  慶応義塾大学, 法学部, 教授 (80411693)
鈴木 江理子  国士舘大学, 文学部, 准教授 (80534429)
研究協力者 昔農 英明  一橋大学, 大学院社会学研究科, 非常勤講師
久保山 亮  専修大学, 人間科学部, 非常勤講師
加藤 伸吾  関西外国語大学, 外国語学部, 講師
飯尾 真貴子  一橋大学, 大学院社会学研究科
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード移民政策 / 国際移民 / 国際社会学 / 外国人労働者 / 労働市場
研究成果の概要

選別移民政策を単なる高度技能移民の移民の積極的誘致としてではなく、移民の受け入れと排除の両面を統合的に捉える視点を打ち出し、これにより主要受け入れ7カ国の1990年代末以降の諸政策を比較検討し、移民政策に内在する両要素を相互補完的なものとしてその傾向を横断的に俯瞰した。この結果、1)デジタル化したIDカード・生体認証が作り出す技術インフラが両目的の統合的に追求する傾向の存在、2)排斥されたはずの非正規移民から選別的包摂が進行、3)時間的な経過によって段階的な選別がしばしば実施、4)定住化の承認が新自由主義的な短期的労働力包摂と緊張を高めているなどの、選別的政策をめぐる問題群を明確化した。

自由記述の分野

国際社会学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi