研究課題/領域番号 |
24255004
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
浅見 崇比呂 信州大学, 学術研究院理学系, 教授 (10222598)
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研究分担者 |
生形 貴男 京都大学, 理学研究科, 准教授 (00293598)
吉村 仁 静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (10291957)
堀 道雄 京都大学, 理学研究科, 名誉教授 (40112552)
松野 健治 大阪大学, 理学研究科, 教授 (60318227)
遠藤 一佳 東京大学, 理学系研究科, 教授 (80251411)
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連携研究者 |
太田 英利 兵庫県立大学, 自然・環境科学研究所, 教授 (10201972)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | left-right asymmetry |
研究成果の概要 |
東南アジアに広く分布するマレイマイマイ属に着目し、二型が積極的に共存する事実をつきとめた。交尾様式から不可能とされてきた右巻と左巻の交尾を本属が容易に行うことを発見した。方形区の二型頻度の長期調査により、頻度1:1からの有意なずれが長期的に継続することをつきとめた。求愛行動において交尾予定の相手の左右性を判別せず、特徴的な交尾行動だけで左右二型の交尾を容易に実現していることを示唆する結果を得た。天敵であるトガリセダカヘビの捕食実験により、トガリセダカヘビは左巻のカタツムリを識別し、同サイズの右巻と比べ、捕食効率が低い左巻の捕食は能動的に回避している証拠を得た。
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自由記述の分野 |
進化生物学
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