研究実績の概要 |
研究計画の通り、我々の2014年度の目標は以下の通りであった。(1)mplrsの実現(2)Directed Max Cutの多面体(3)Extension complexityの指数的下界 (1) 2015年1月mplrsのコードは北海道大学のSkip Jordanと一緒に実現した。計算機実験のために去年に買った20コアLinux計算機を使った。通常ならば解くのに1年かそれ以上に要する問題に対して、10倍から30倍の速度向上を達成した。(2)Conor MeagherといっしょにDirected Cutの多面体の面(facet)に関して共同研究を行った。その結果、鉱業の最適化の応用がたくさんある。これに関する論文を完成してJournal of Combinatorial Optimizationを提出 した。(3) Hans Tiwaryと一緒にExtension complexityに関して共同研究を行った。これに関する論文を執筆し、Information Processing Lettersに採択された。以上に加えて、2014年度における共同研究のための訪問 研究者招聘と出張を以下の通り行った。 (招聘研究者)氏名:William Cook, (Georgia Tech), 期間:2014年6月8日~14日(海外出 張)。氏名:David Avis(研究代表者) 用務先:GERAD, モントリオール(カナダ), 期間:2014年7月25日~9月24日, 用務:“Kyoto-Montreal Exchange” に参加した。
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