研究課題
基盤研究(B)
微細化・低電圧化・高速化された先端VLSIシステムにおいては、配線の激増、ノイズの増大、波形劣化等、配線に起因する諸問題が深刻となる。本課題では、集積回路システムにおける高速信号伝送の実現を目的として、符号化・信号処理技術を融合させた配線主体の「ネットワークセントリック集積回路」の設計技術の考察を行った。主な研究成果は、(1)スペクトルシェーピングに基づく高効率符号化とその高速信号伝送への適用に関する検討および(2)伝送路の実測パラメータに基づくシグナルインテグリティ評価環境の構築である
集積回路工学