研究課題/領域番号 |
24300044
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
CASSINELLI ALVAR 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (60422408)
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研究分担者 |
渡辺 義浩 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (80456160)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 空間的な拡張現実 / トラッキング / 情報検索 / 神経科学 / データベース / プロジェクションマッピング |
研究概要 |
昨年度の目標は、「メモリーブロック」という仮想的な物体を薄く切り取って見るのに使う「仮想的なスクリーン」にほかのモダリティを組み込むことと、他のインタラクションのパラダイムをデザインし学ぶことでした。成功したことは以下の通りです。 カメラが校正されたレーザプロジェクターを用いて基本的なユーザインタフェース機能を作成し、動いているスクリーン上にこれらのGUIのパーツを投影できることを示した。 固定されていないスクリーンの接触/振動を検出するためのレーザ技術を私の研究グループで示した。メモリーブロックのプロジェクトの小スケールで「携帯できる」版をタブレット上に実装した。 Philippe Pinelとの研究を次の段階にするための長期的な計画を立てた。 私の研究室に3ヶ月間来て、神経科学に関連するメモリーブロックの特別版に用いるインタフェースをデザインするのを手伝ってくれました) Jordi Puigさん(博士課程の学生)とともに、容積を測定し視覚化するソフトウェアを作成した. 仮想的なコンテンツとより直感的なインタラクションを行うことを可能にする"phidgets"を用いて、タブレットを物理的に拡張するための手法を示した
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
いくつか予期せぬ出来事や研究室の組織の大がかりな再編成があり、多少プロジェクトが遅れています。 また、データベースの統合が予想より大変な作業であることが分かりました。 (研究室内の人材に頼るのではなく、ソフトウェアのスペシャリストを雇用することを計画しています。)
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今後の研究の推進方策 |
来月中に、既にモーションキャプチャのシステムに合わせてある研究室内の広い空間で仮想的なコンテンツとのマルチユーザインタラクションのデモを行うことを予定しています。 また、Androidタブレットを用いたマルチユーザインタフェースのモックアップにとりかかる予定です。(その後、インタフェースの映像を受動的なスクリーンの上に投影します。)
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次年度の研究費の使用計画 |
実験のスペースが確保できなかったため、購入予定であった物品を全ては購入できなかったため。(PC、プロジェクタ等) PCとプロジェクタ等を購入する予定です。 ソフトエンジニアを雇用する予定です。
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