本研究では,テーブル型ディスプレイを代表とする大型インタラクティブ・サーフェスのための入出力技術基盤の開発を行った.具体的には,(1) 透明弾性体によるサーフェスの立体化と歪み補正,(2)背面撮影型サーフェスの実現,(3) 微弱電流を用いたアクティブ触覚フィードバック,(4) 異種入力方式の統合,を行った.(1)(2)では液晶ディスプレイとシリコンゲルを用いた立体ディスプレイにおける歪み補正手法を開発した.(3)では上記シリコンゲルを導電性メッシュで覆い,ユーザのタッチ位置に応じて微弱電流のON/OFFを制御した.(4)ではタッチ入力とジェスチャ入力を統合する手法を開発した.
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