研究課題
基盤研究(B)
本研究課題では、数式を独自の構造を持つ科学技術文書の構成要素として捉え、言語処理アプローチによって数式の意味を扱うための手法の研究開発に取り組んだ。研究期間内では、数学記号を含む数式の自然言語による説明記述の自動抽出、数式間の依存関係の抽出、数式の大規模複雑な木構造に対する高速な類似度計算アルゴリズムの手法を新たに提案して有効性を示した。また、数式検索システム評価型ワークショップの企画・運営を通して、数式検索の評価用テストコレクションを構築して、関連研究者に広く公開した。
知能情報学