研究課題/領域番号 |
24300132
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
伊東 秀文 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20250061)
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研究分担者 |
河本 恭裕 京都大学, 医学研究科, 非常勤講師 (40335253)
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連携研究者 |
川上 秀史 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (70253060)
高橋 良輔 京都大学, 医学研究科, 教授 (90216771)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | オプチニューリン / 筋萎縮性側索硬化症 / NF-κB / ゴルジ装置断片化 / 炎症性サイトカイン |
研究成果の概要 |
われわれは当該研究で、オプチニューリンの機能異常によってNF-κBが過剰に活性化し、それによるp53やTNFαの遺伝子発現増加、インターフェロンβ過剰産生がひきおこされ細胞死が誘導されることを明らかにした。さらにこの細胞死はNF-κBの選択的阻害薬であるwithaferin Aによって抑制されることを見出した。さらに、オプチニューリン遺伝子変異マウスにTDP-43が蓄積していること、孤発性・遺伝性ALS患者のTDP-43封入体にオプチニューリンが共存していることも明らかにした。以上から、withaferin AがTDP-43蓄積を呈するさまざまな型のALSの治療薬となる可能性を示した。
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自由記述の分野 |
神経内科学
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