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2014 年度 研究成果報告書

シンタキシン1アイソフォームのシナプス伝達における機能分化

研究課題

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研究課題/領域番号 24300142
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 神経・筋肉生理学
研究機関杏林大学

研究代表者

赤川 公朗  杏林大学, 医学部, 教授 (80129303)

連携研究者 藤原 智徳  杏林大学, 医学部, 准教授 (90255399)
須賀 圭  杏林大学, 医学部, 講師 (30306675)
三島 竜也  杏林大学, 医学部, 助教 (40317095)
小藤 剛史  杏林大学, 医学部, 助教 (40365200)
中山 高宏  杏林大学, 医学部, 助教 (90342823)
斎藤 綾子  杏林大学, 医学部, 実験助手 (80424109)
真田 ますみ  杏林大学, 医学部, 実験助手 (70424108)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード神経伝達 / syntaxin1A / syntaxin1B / 機能分化 / 遺伝子ノックアウトマウス / グリア細胞 / BDNF
研究成果の概要

シンタキシン(sy)1A及びsy1Bの遺伝子破壊マウス(KO)を用いて機能差を検討した。Sy1AKOではグルタミン酸及びGABA性伝達は正常であった。sy1BKOではmPSCが低下し、シナプス小胞(SV)のready releasable poolの減少とrecyclingの上昇が観察された。またsy1A/sy1B double KOでは誘発性神経伝達は生じたが、個々の小胞の放出は散在的であった。従ってsy1は開口放出過程には本質的に不要であるが、SV放出の同時性を制御する因子であることが示された。更にsy1Bはグリア細胞からのBDNF放出を促進して神経細胞の発達・生存を支持していた。

自由記述の分野

分子神経生物学

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公開日: 2016-06-03  

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