研究概要 |
H24年度は下記のとおり,ラット歯周組織へのBMP遺伝子導入と骨誘導の確立と骨誘導が歯槽骨リモデリングに与える影響を調べる予定であった。 1)ラット歯周組織へのBMP-2/7遺伝子導入:BMP-2/7遺伝子発現非ウイルス性ベクターとin vivo electroporationを用いた歯周組織への遺伝子導入を行なう。左側をBMP遺伝子導入,右側をコントロールとする。 2)遺伝子導入後の経時的変化の観察:BMP遺伝子導入後の歯周組織の経時的変化を捉えるために,1,3,5,7,14,21,28日後に試料採取を行なう。まず、soft-x線,μCT等により歯槽骨の変化を捉える。次に組織学解析により,BMP遺伝子導入後の歯周組織での骨形成過程を経時的に観察する。 以上の研究実施にあたって必須である非ウィル性BMP-2/7遺伝子発現ベクターを後述する理由で作製できず,研究を実施出来なかった。
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