• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

組織損傷ならびに不活動由来の慢性痛に対する理学療法の生物学的効果を探る

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24300193
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関長崎大学

研究代表者

沖田 実  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (50244091)

研究分担者 中野 治郎  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (20380834)
坂本 淳哉  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (20584080)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード組織損傷 / 不活動 / 慢性痛 / 実験動物モデル / 理学療法 / 持続的他動運動 / 振動刺激 / 生物学的効果
研究成果の概要

本研究では,ラットの膝関節炎モデルを組織損傷由来の,足関節不動化モデルを不活動由来の慢性痛の実験動物モデルとし,前者には関節運動を,後者には振動刺激の負荷を治療介入手段に用い,理学療法の生物学的効果を検討した.結果,組織損傷後に患部を過度に安静にすると中枢性感作が惹起されるが,早期から関節運動を行うと中枢性感作が抑制され,慢性痛の発生を予防できることが示唆された.一方,不活動のみでも痛みが発生し,その期間が長期化すると中枢性感作が惹起され,慢性痛へと発展することが示唆された.また,不活動の過程で早期から振動刺激を負荷すると痛覚過敏と中枢性感作の発生が抑制されることが明らかとなった.

自由記述の分野

リハビリテーション科学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi