研究分担者 |
熊谷 のぞみ 福井医療短期大学, その他部局等, 講師 (00620907)
和田 太 産業医科大学, 医学部, 准教授 (10341512)
小田 邦彦 大阪電気通信大学, 公私立大学の部局等, 教授 (10440950)
川平 和美 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 研究員 (20117493)
早川 潔 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (20325575)
石田 圭二 福井医療短期大学, その他部局等, 教授 (20446157)
西尾 浩一 福井工業大学, 工学部, 准教授 (30550561)
小林 康孝 福井医療短期大学, その他部局等, その他 (80424448)
原田 孝 近畿大学, 理工学部, 教授 (80434851)
原口 真 福井工業大学, 工学部, 講師 (80467547)
福田 寛二 近畿大学, 医学部, 教授 (50201744)
岡田 志麻 近畿大学, 理工学部, 講師 (40551560)
森本 正治 大阪電気通信大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40341078)
小柳 健一 富山県立大学, 工学部, 准教授 (30335377)
高見 友幸 大阪電気通信大学, 総合情報学部, 教授 (50300314)
堀尾 裕幸 兵庫県立大学, その他の研究科, 教授 (20157069)
小柳 磨毅 大阪電気通信大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20269848)
藤川 智彦 大阪電気通信大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (80321420)
鄭 聖熹 大阪電気通信大学, 工学部, 准教授 (50422176)
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研究実績の概要 |
脳の可塑性発現は,その体部位の使用頻度に依存するという多くの報告があり, 麻痺の回復には麻痺した上肢の自発的な運動量を増やすことが重要である。リハ装置は人間と常に接触して働くため, 安全性が最も重要となる. そこで, 本研究では, 力覚の提示に本質安全性を有する非能動型新規上肢リハビリ支援システムの研究開発,及びその各種リハビリ手法との融合に関する研究を行う.平成26年度に力覚の提示を行うブレーキ力の伝達機構に若干の滑りが生じていることが分かったため,伝達機構の改良を行い,滑りを止めることに成功した.そこで,臨床評価全体に遅れが生じた. (1)亜急性期の脳卒中を対象に上肢全体を訓練する上肢リハビリ支援システムと電気刺激と併用訓練の効果を明らかにする臨床比較研究は、今まで報告がない。両者の併用により, 機能的改善, 能力的改善が見込まれ, 今後の脳卒中リハへの新しい方法となる可能性が出てくる.この臨床評価を行う準備を行った。 (2)水平及び垂直ディスプレイを有するシステムを研究開発した.上肢リハビリ支援システムの訓練場面設定を, 垂直ディスプレイから水平ディスプレイに切り替えることで, 訓練効果に差異があるか否かを検証するシステムとした. (3)脳卒中における運動麻痺は多くの場合片麻痺であり,右半身あるいは左半身の運動麻痺となる.本研究のシステムは,力覚の提示にブレーキを用いた非能動型システムであるため,ブルンストロームステージⅢ未満の患者には適応できない.そこで,健側(非麻痺側)上肢による補助が可能なシステムの研究開発を行った. (4)脳卒中における病的な運動である共同運動の検出を目的として,安価なモーションキャプチャを用いた運動計測に関する基礎的検討を行った.
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