研究課題
基盤研究(B)
オリンピアンを対象とするオリンピック教育は、オリンピズムや嘉納治五郎の理解を含む7つの中核的内容とスポーツに関する現代的課題を含む2つの発展的内容で構成される必要がある。またこれらの内容を学習する形態としては、7種類の実践のスキームを提示した。初学者レベルのオリンピアンに対するオリンピック教育では、ワークシート付きのテキストは教材として有効である。オリンピアンによる学校や市民のオリンピック教育への還元のためには、オリンピアン自身の実践知を言語化・体系化する学習が行われていることが望ましい。この学習には、思考と創造性を喚起する学習および表現活動等のアクティブ・ラーニングが有効である。
体育・スポーツ史