研究課題
基盤研究(B)
本研究では、東日本大震災発生後、半年毎に宮城県で環境の再生状況の現地調査を実施し、その結果を衛星画像と対応付けることで 地球環境教育を実践する研究を実施した。半年毎の定点観測では、毎回、気仙沼市、北上川、石巻市等に出向き、現地調査を実施した。定点で撮影した現地写真等を衛星画像と対応付けることで、環境再生の状況が多角的に捉えられ、地球環境教育に適した教材となることが確認できた。本研究では、毎回の調査に大学生や地元の高校生に参加してもらったが、彼らが、こうした調査やデータ解析を通じて、被災の深刻さや環境再生状況の力強さを実感し、問題意識を持つようになってくれたことは大きな成果であった。
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