研究課題/領域番号 |
24300278
|
研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
小澤 哲 茨城大学, 理工学研究科, 名誉教授 (20125793)
|
研究分担者 |
湊 淳 茨城大学, 理工学研究科, 教授 (00209826)
村山 茂幸 室蘭工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (10157802)
野口 宏 茨城大学, IT基盤センター, 講師 (30208326)
伊多波 正徳 茨城大学, 工学部, 講師 (50400601)
高良 富夫 琉球大学, 工学部, 教授 (70163326)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 分散協調教育システム / コンテンツ開発 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 / データベース / 知識共有 / マルチメディア |
研究実績の概要 |
アジア太平洋諸国の教育者集団が、個々に行う教育革新の努力を協調的に行うことで、そのエネルギーを最大限に増幅することを目的として、これを可能にする基盤システム「KISSEL(協調的連携システム)」を運用した。このインターネット上での連携と並行的に、国際シンポジウムや国内連携会議を開催し、対面的な情報交換・研究者交流を行った。平成27年度の具体的な作業内容は、以下の通りである。 (1)5月21-22日にスリランカで行われた人文社会学国際会議(ICS2015)において、当該研究の一部を成果を紹介した(Keynote Lecture, 招待講演)。 (2)11月25-27日にアピア(サモア独立国)において、サモア国立大学と茨城大学が国際シンポジウム(ISICTD2015)を共催した。 (3)3月8‐9日に室蘭工業大学の分担者、3月24日に琉球大学の分担者とそれぞれ面談し、研究情報交換・研究総括・今後の研究計画について議論した。 (4)KISSELサーバの保守管理・コンテンツ充実の努力を継続的に実施した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初計画した事項をほぼ完了できた。
|
今後の研究の推進方策 |
2年前に実施したスリランカでの国際シンポジウムが好評で、再度実施したいとの要望が多かったので、同様の国際シンポジウム(ICTSD2016)をスリランカのケラニヤ大学で実施する。今年度は、当該研究の最終年度であるので、研究の総括・分析・将来への展望について議論し、その結果を取りまとめ、KISSEL上で公開する。
|
次年度使用額が生じた理由 |
研究分担者が、参加予定した国際シンポジウムでの発表ができなかったため。
|
次年度使用額の使用計画 |
研究分担者が、当該年度に参加予定した国際シンポジウムでの発表を次年度の同様の国際シンポジウムで発表する。
|