研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、地域住民が協議して沿岸域に関わる政策を立案する場を形成する道筋を示すことである。そのため自然・社会科学的知識の体系化や教材化をするとともに、ワークショップ(WS)やサイエンスカフェ(SC)の実施、および参加型アクションリサーチプログラム(ARP)を実施した。体系化・教材としては東京湾の水質や動植物に関する「ファクトシート」作成し、論文を7本、学会での発表も7回おこなった。WSやSC、東京湾に関する講演会も31回を数える。とくに、参加型ARPとしては「みなと塾」を3年連続して実施した。以上のような研究から、地域の方々との協働で、政策立案の場を形成する道筋を示すことができた。
魚類学