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2015 年度 研究成果報告書

「中核被災者」を主体とした被災限界からの自律再建メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24310123
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関名城大学

研究代表者

柄谷 友香  名城大学, 都市情報学部, 教授 (80335223)

研究分担者 近藤 民代  神戸大学, 大学院工学研究科, 准教授 (50416400)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード東日本大震災 / 住宅復興 / 自主住宅移転再建 / 市街地整備事業 / 市街地空間変容 / 被災者レジリエンス / 中核被災者
研究成果の概要

本研究では、東日本大震災後の地域再建を担う「中核被災者」に着目し、避難所・仮設住宅・恒久住宅の再建に果たす役割と可能性を考究した。まず、陸前高田市での参与観察を通じて、自主防災組織主体の避難所運営の実態と可能性を提起した。また、行政による復興事業に依らない「自主住宅移転再建者」の復元力に着目し、意思決定過程とその立地に伴う市街地空間の影響を沿岸被災9市町において解明した。自主住宅移転再建者は、津波リスクと復興事業の長期化を避け、自らの情報収集と金銭資源で土地を取得し早期再建を果たした。一方、それに伴い被災市街地が高台に向けて拡大・低密度化する傾向も見られ、今後の復興計画への課題を呈した。

自由記述の分野

都市防災計画・リスクコミュニケーション

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公開日: 2017-05-10  

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