高ヘテロ接合性を持つ二倍体ゲノムのアセンブルはde bruijnグラフが複雑化するため極めて困難な課題であるが、非モデル生物ゲノムの配列決定への要求は極めて高い。そこで、contig作成時、scaffold作成時の双方でヘテロ接合性に起因したグラフ構造の単純化を図る事によりこの問題をクリアした新規Platanusアセンブラを開発した。 Platanusアセンブラはシミュレーションデータ、実高ヘテロ接合性サンプルであるベネズエラ糞線虫データ双方に対して、既存アセンブラと比べて高い精度で長く繋がった結果を得る事に成功した。
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