21世紀は世界各地で紛争が絶え間なく生起し、難民や生存を脅かされる人々と子どもが大量に発生している。特にアフリカにおいては国際緊急人道支援が必要とされ多くの支援が行われている。こうした状況の中で最も困難なのは子どもである。本研究は緊急人道支援を行う際にこうした子どもの状況を改善するために何をしなくてはならないかを東アフリカを中心に検討した。 その結果、子どもに焦点を当てた国際緊急人道支援においては子どもの保護と教育が非常に重要なことが明らかになった。紛争の中で少年兵とされたり、孤児あるいはに片親になる子どもが多い、そのため子どもの生活を支える支援と子どもの未来を切り開く教育支援が重要となる。
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