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2015 年度 研究成果報告書

グローバル化した世界における哲学的「人権」概念の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24320007
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 哲学・倫理学
研究機関早稲田大学

研究代表者

御子柴 善之  早稲田大学, 文学学術院, 教授 (20339625)

研究分担者 寺田 俊郎  上智大学, 文学部, 教授 (00339574)
舟場 保之  大阪大学, 大学院文学研究科, 准教授 (20379217)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード国際研究交流、ドイツ / 人権 / カント / 世界市民 / グローバル化 / 人間の尊厳 / 法と道徳
研究成果の概要

本研究の第一の成果は、日独倫理学コロキウムを4回開催し(ドイツで3回、日本で1回)、国際研究交流を実現したことである。グローバル化した世界における人権問題を、その問題に対峙しているドイツ人哲学研究者と重ねて討議できた。カント実践哲学に依拠しつつ行われた討論から得た成果として次のものが挙げられる。まず、人権は制度・機関なくして実現するものでないものの、それだけで実現するものでもないことを確認した。次に、人権と<人間の尊厳>との関係について、見解の相違があることを確認し、双方の理路を明らかにした。さらに、人権を実現するための政治がいかに道徳と関係しているかを、その道徳の意味とともに明らかにした。

自由記述の分野

哲学・倫理学

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公開日: 2017-05-10  

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