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2015 年度 研究成果報告書

菩薩形弥勒と浄土・現世の交通

研究課題

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研究課題/領域番号 24320026
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 美学・美術史
研究機関東北大学

研究代表者

泉 武夫  東北大学, 文学研究科, 教授 (40168274)

研究分担者 長岡 龍作  東北大学, 大学院文学研究科, 教授 (70189108)
ロール シュワルツ・アレナレス  上智大学, 文学部, 准教授 (20377013)
海野 啓之  東北大学, 大学院文学研究科, 助手 (80587759)
畠山 浩一  東北大学, 大学院文学研究科, 専門研究員 (90344639)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード美術史 / 宗教史 / 浄土教 / 図像
研究成果の概要

兜率天浄土にいる弥勒菩薩の像容は、交脚形から結跏趺坐形に変化し、その途中で半跏思惟形を派生させる。さらに結跏形は倚坐形に変化する。中央アジアから中国・朝鮮半島・日本へと伝播するその図像の変化の過程が、現地調査を通じてより明確になった。また、兜率天曼荼羅が大陸では正面型しかないのに日本中世で斜め型が登場するのは、日本特有の展開とみなされることが明らかとなった。その斜め型が垂迹曼荼羅に応用された可能性がある。浄土という他界にいる弥勒と、現世に示現する弥勒の造形的交渉は、浄土曼荼羅を主軸にして展開したと想定される。

自由記述の分野

仏教絵画史

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公開日: 2017-05-10  

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