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2014 年度 実績報告書

語りの経験ともの語りの修辞学

研究課題

研究課題/領域番号 24320067
研究機関東京大学

研究代表者

菅原 克也  東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30171135)

研究分担者 劉 岸偉  東京工業大学, 学内共同利用施設等, 教授 (30230874)
李 建志  関西学院大学, 社会学部, 教授 (70329978)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード比較文学 / 物語論 / 語り / 日韓
研究実績の概要

1.「語り」について日本語で了解される記述を準備するための作業を行った。これについてては、平成28年秋に東大出版会から刊行の予定である菅原克也の単著『小説の語り』(約350ページ)でその成果がまとめられている。
2.平成26年12月5日(金)に日韓学術交流シンポジウム「日本を語る、韓国を語る」を韓国外国語大学校との緊密な協力のもとに、東京大学駒場キャンパスで開催した。招待者として朴容九と姜素英、研究分担者として李建志と菅原克也が研究発表し、これに徐戴坤、金鍾徳、崔在喆、佐藤光、前島志保、徳盛誠が討論者として加わった。
3.研究代表者菅原克也のもとで、文学の語りに関する研究会に参加していた元大学院生の伊藤由紀と金志映が東京大学で開催されたコロキアム「みずからを語る声―独白と告白」において研究発表した。
4.研究分担者の劉岸偉が、周作人研究をさらに進展させ、イギリス人東洋学者であるアーサー・ウェリーの中国についての語りのついて研究を発表した。
5.研究分担者の李建志が、「住まう」ことに関する生活の場の語りについて、実体験にもとづく著書を発表した。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

27年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (11件)

すべて 2016 2015 2014 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [国際共同研究] 韓国外国語大学校(韓国)

    • 国名
      韓国
    • 外国機関名
      韓国外国語大学校
  • [雑誌論文] 一人称語りと聞き手―夏目漱石『坊っちやん』とR.L.スティーヴンソン「ファレサアの浜」2015

    • 著者名/発表者名
      菅原克也
    • 雑誌名

      比較文学研究

      巻: 100 ページ: 119-147

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 小説の語りについて―夏目漱石『坊っちやん』を読む2015

    • 著者名/発表者名
      菅原克也
    • 雑誌名

      『高校生のための東大授業ライブ―学問への招待』(東京大学教養学部、東大出版会)

      巻: 1 ページ: 60-73

  • [雑誌論文] 京都で「町家」に住むということ2015

    • 著者名/発表者名
      李建志
    • 雑誌名

      『京都の町家を再生する―家づくりから見えてくる日本の文化破壊と文化継承』(斎藤由紀編著、関西学院大学出版会)

      巻: 1 ページ: 15―50

  • [雑誌論文] 1934年周作人の日本再訪とその周辺2014

    • 著者名/発表者名
      劉岸偉
    • 雑誌名

      『1930年代東アジアの文化交流』(上垣外憲一、思文閣出版)

      巻: 1 ページ: 81-92

  • [学会発表] 非母語で書くことの意味を考える2015

    • 著者名/発表者名
      劉岸偉
    • 学会等名
      東工大・清華大合同シンポジウム
    • 発表場所
      東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)
    • 年月日
      2015-12-05
  • [学会発表] 批判の根拠とテクスト解釈―H.D.ハルトゥニアンの柳田國男論2014

    • 著者名/発表者名
      菅原克也
    • 学会等名
      日韓学術交流シンポジウム「日本を語る、韓国を語る」
    • 発表場所
      東京大学駒場キャンパス(東京都目黒区)
    • 年月日
      2014-12-05
  • [学会発表] 李王垠と美術―李王家美術館から見えてくるもの2014

    • 著者名/発表者名
      李建志
    • 学会等名
      日韓学術交流シンポジウム「日本を語る、韓国を語る」
    • 発表場所
      東京大学駒場キャンパス(東京都目黒区)
    • 年月日
      2014-12-05
  • [学会発表] アーサー・ウェイリーによる東洋古典の翻訳について2014

    • 著者名/発表者名
      劉岸偉
    • 学会等名
      東工大・清華大合同シンポジウム
    • 発表場所
      東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)
    • 年月日
      2014-11-16
  • [図書] 小説の語り2016

    • 著者名/発表者名
      菅原克也
    • 総ページ数
      350
    • 出版者
      東京大学出版会
  • [学会・シンポジウム開催] 日韓学術交流シンポジウム2014

    • 発表場所
      東京大学駒場キャンパス(東京都目黒区)
    • 年月日
      2014-12-05 – 2014-12-05

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公開日: 2017-01-06   更新日: 2022-01-31  

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