研究分担者 |
村岡 貴子 大阪大学, 国際教育交流センター, 教授 (30243744)
畝田谷 桂子 鹿児島大学, 留学センター, 准教授 (20293384)
安 龍洙 茨城大学, 留学生センター, 教授 (80361286)
菊池 和徳 大阪大学, 理学研究科, 講師 (40252572)
藤田 清士 佐賀大学, 国際交流推進センター, 教授 (00283862)
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研究概要 |
本年度は,「教育実践」グループのUnit(2)「改良・循環型教育参画」において「循環型」の教育参画を実現させるため,日本側から韓国側の前半期予備教育に参画する(2012年8月16-17日,@慶煕大学校国際教育院)とともに,韓国側の研究協力者を日本に招聘して日本側の予備教育を視察してもらった(2012年12月7日, @横浜国立大学)。 Unit(4)「定期個別面談」では,「教育参画」時に「日韓プログラム全体の意義と日本で行われる後半期予備教育の概要」についての直接指導を行った(2012年8月14日・2013年3月28日)。直接指導後は,アンケートを実施するとともに,遠隔指導を実施するための打合せを行った。 「教育コンテンツ」グループのUnit(1)「項目列挙型シラバス」では,H19科研費研究の「活動型シラバス」に基づき,「論理的思考能力」養成のための調査を教育参画の授業の中で実施し,その成果を専門日本語教育学会の第15回研究討論会で発表した。また,日韓プログラム生の教師観と授業観についてPAC分析を行い,論文として公表した。 最後に,「データベース(DB)」グループでは,Unit(5)「オンライン日韓科学用語集」構築のため,物理基本用語集の韓国語訳見直しと数学用語集の選定を行った。 以上,Unit間での進捗状況にある程度のばらつきがあるものの,研究実施計画に記載した内容のうち主要な研究テーマの課題を着実に推進することができていると言える。
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