研究課題
平成26年度から、ビジネス日本語テスト・事前テストの準備を行い,インターネットで実施してきた。事前テストは,項目応答理論に基づいて,回答データを収集し,そのデータを用い、問題項目分析を行なうためである。1)事前テストを行うため、平成24年度から作題を行ってきた問題項目の選択を行い,また,先行研究で項目分析がすでに行われている問題項目をアンカー問題として選択した。これらの問題項目でform1とform2の2セットの事前テストを作成した。これによって,独自の基準値だけではなく,先行研究の基準値と比較対照することで,詳細な項目分析が可能となり,より信頼性および妥当性の高いテストの構築が実現できる。2)J-CATコンピュータ適応型日本語テストのJ-CATモデルの改変を行い、適応型ではないインターネットでの事前テストシステムを作成した。4)事前テストシステムに選択した問題項目を搭載し,世界各地で運用実験を行なった。5)インターネットでの受験のため,中国,ベトナム,台湾などのアジア各国において環境調査を行ない,アジアの環境に適したシステムへの修正を検討した。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
山口大学大学教育機構『大学教育』第12号
巻: 1 ページ: 45-52
2015年大葉大学日語教学国際学術検討会第7回「日語的研究・教学・応用」大会発表集
巻: 1 ページ: 126-133