研究課題/領域番号 |
24320157
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
|
研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
出穂 雅実 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 准教授 (20552061)
|
研究分担者 |
海部 陽介 独立行政法人国立科学博物館, 人類研究部, 研究主幹 (20280521)
|
連携研究者 |
佐藤 宏之 東京大学, 文学部, 教授 (50292743)
|
研究協力者 |
中沢 祐一 北海道大学, 医学研究科, 助教
コンスタンチーノフ ミハイル ロシア・国立ザバイカル大学, 歴史学部, 教授
ツォグトバータル バトムンフ モンゴル, 国立科学アカデミー考古学研究所・石器時代研究部門, 部門長
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 先史学 / 後期旧石器時代 / 最終氷期最盛期 / 環日本海北部地域 / 行動論的石器分析 / ジオアーケオロジー / 細石刃技術 / 国際研究者交流 |
研究成果の概要 |
本研究は,日本列島における後期旧石器文化成立の一端を解明するため、最終氷期における列島への北からの移住史について、考古学・形態人類学の両面から探求した。結果、最終氷期最盛期は、2万6千年前に位置づけられる剥片石器群と石刃石器群、さらに、2万6千年前~2万2千年前に位置づけられる可能性のある細石刃石器群の両者が存在することを明確化できた。加えて、この時期にトランスバイカルは無人の地となっている可能性が判明し、またその前後にも共通する石器群が確認されていないことから、北海道が最終氷期最盛期の現生人類の避難地であるという位置づけは変更を要しない。
|
自由記述の分野 |
考古学
|