| 研究課題/領域番号 |
24330004
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(B)
|
| 配分区分 | 一部基金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
基礎法学
|
|---|
| 研究機関 | 中央大学 |
|---|
研究代表者 |
伊藤 知義 中央大学, 法務研究科, 教授 (00151522)
|
|---|
| 研究分担者 |
篠田 優 北星学園大学, 経済学部, 教授 (00196396)
阿曽 正浩 北見工業大学, 工学部, 准教授 (00221721)
|
|---|
| 連携研究者 |
杉浦 一孝 名古屋大学, 名誉教授 (80115584)
小森田 秋夫 神奈川大学, 法学部, 教授 (30103906)
樹神 成 三重大学, 人文学部, 教授 (20186703)
武井 寛 甲南大学, 法学部, 教授 (80226985)
渋谷 謙次郎 神戸大学, 法学研究科, 教授 (50346277)
|
|---|
| 研究協力者 |
佐藤 史人 名古屋大学, 法学研究科, 准教授 (50350418)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
| キーワード | 欧州人権裁判所 / 旧社会主義国 / ロシア / セルビア / 近代法 / 東方正教 / カトリック / プロテスタント |
|---|
| 研究成果の概要 |
欧州旧社会主義国に対する欧州人権裁判所の影響が、近代法経験を基本的には持たないロシアとそれ以外の国とでどう違っているか、という問題を中心に研究を実施した。近代法の経験があるセルビアは、ロシアと同じ正教文化の伝統を持つ社会だが、EU加盟交渉中であることもあり、全面的にその影響を受けている。これに対し、ロシアは、国内法機関の抵抗はあるものの、政治と直接関わらない問題については、欧州人権裁判所の影響を確認することはできるが、チェチェン紛争のように政治と直結する問題については、これを一切拒絶している。同性カップルへの対応では、カトリック・プロテスタント文化圏と正教文化圏とで明瞭な相違が観察された。
|
| 自由記述の分野 |
ロシア、東欧の民法・法文化
|
