研究課題/領域番号 |
24330079
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
趙 来勲 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (70261394)
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研究分担者 |
阿部 顕三 大阪大学, 経済学院, 理事・副学長 (00175902)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 企業合弁 / 国際競争 / 情報不対象 / 経済発展 / ブランド |
研究概要 |
今年度は企業の海外買収について資料集収、事例調査、リスク分析などを行いました。 特に発展途上国の企業が先進国のブランドを買収する事例から、ブランド造りの一戦略と考えて研究を行いました。不完全情報の下で、リスク面で検討すると、質のよくない企業を買収するや買収されるなど、ブランド造りにならないことがわかりました。近年、成功しているケースは、中国のLenovo社がIBMパソコンを買収、吉利社がVolvo自動車を買収、インドのTata社がJaguarを買収、トルコのYildiz社がGodivaを買収などが有名であります。 また、2012年12月1日に神戸大学でThe 6^<th>、Japan-Taiwan Contract Theory Workshopを主催しました。日本と台湾から契約理論や買収などの研究を行っている学者を招聘し、論文の発表などを行いました。詳しくは下記に参照: http://www.rieb.kobe-u.ac.jp/academic/ra/seminar/2012/seminar-details/201212010915.pdf
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
企業調査一部が終わって、データ整理とモデルつくり中で,Projectの全体構想はさまざまの研究会で発表している。
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今後の研究の推進方策 |
しばらくの間、モデル構築に入ります。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度経費と合わせて使用する。
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