研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、世界的金融危機や東日本大震災などに見られるように、さまざまなリスクに晒されている企業が、それらのリスクや危機にどのように対処しているのかを、日本企業の財務担当者への2回のサーベイ(アンケート)調査から明らかにすることにある。特に、(1)財務リスクマネジメント、(2)財務柔軟性を考慮に入れた資本構成・資金調達政策、(3)現金管理を含む流動性マネジメント、を研究課題として取り上げた。分析では、企業に対するアンケート調査データと、公表財務データをもとにしたアーカイバルデータとを組み合わせた実証分析も行った。
社会科学(経営学)