研究課題
基盤研究(B)
①幼児期早期(1~3歳)の認知・行動発達尺度の開発及び妥当性・信頼性の検討は,平成28年度までにひととおりの尺度構成と関連の作業を終えた。②早期版(1~3歳)の子どもを持つ予防的なペアレント・トレーニングのプログラムと関連の尺度を開発した。なかでも集団施行のプログラムについてはRCTによる検証でその効果を証明することができた。また,③出生直前のリスクとペアトレプログラム実践の成果の検討から,出生直前のダメージそのものはなくすことはできないが,ダメージの結果として現れる機能不全を補うスキル訓練の成果を見いだすことができた。
臨床発達心理学