研究分担者 |
甲斐 雄一郎 筑波大学, 人間系, 教授 (70169374)
井田 仁康 筑波大学, 人間系, 教授 (20203086)
清水 美憲 筑波大学, 人間系, 教授 (90226259)
片平 克弘 筑波大学, 人間系, 教授 (70214327)
田中 マリア 筑波大学, 人間系, 助教 (20434425)
卯城 祐司 筑波大学, 人文社会系, 教授 (60271722)
岡出 美則 筑波大学, 体育系, 教授 (60169125)
石崎 和宏 筑波大学, 芸術系, 教授 (80250869)
長崎 勤 筑波大学, 人間系, 教授 (80172518)
庄司 一子 筑波大学, 人間系, 教授 (40206264)
樋口 直宏 筑波大学, 人間系, 准教授 (90287920)
窪田 眞二 筑波大学, 人間系, 教授 (80170033)
根津 朋実 筑波大学, 人間系, 准教授 (50344958)
礒田 正美 筑波大学, 人間系, 准教授 (70212967)
濱田 博文 筑波大学, 人間系, 教授 (20212152)
塚田 泰彦 筑波大学, 人間系, 教授 (50163762)
吉田 武男 筑波大学, 人間系, 教授 (40247945)
蒔苗 直道 筑波大学, 人間系, 准教授 (40345939)
大高 泉 筑波大学, 人間系, 教授 (70176907)
國分 麻里 筑波大学, 人間系, 准教授 (10566003)
唐木 清志 筑波大学, 人間系, 准教授 (40273156)
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研究概要 |
25年度は、研究発表5件(うち1件は学内研究会)と論文発表1件を行った。アジア比較による基礎教育課程の「一貫制」に関する理論的研究においては、特に香港と台湾の事例を中心にグローバル化や少子高齢化への対応と生涯学習の目標化の関連づけを行った結果、何れの場合も、生涯学習者の形成を教育目標の上位に掲げ、これを達成するため、教科領域の再編統合、到達目標のスタンダード化、及び各学校でのカリキュラム開発等を推進しており、しかも各学校のカリキュラム経営と教師教育を並行して展開していることが明らかとなった。また、「一貫制」の世界モデルの一つとして、国際バカロレア(IB)のプログラムも検討し、高度な生涯学習者を育成するための教育課程の枠組に関して、上記の事例と類似した特徴が見られることを明確にした。 「一貫制」の実践的研究では、つくば市教育委員会が主催した第8回小中一貫教育全国サミットに際し、研究代表者及び分担者が基調講演者と分科会助言者を務め、「一貫制」の実践的な諸課題を整理し、理論的研究の成果をもとに助言と提案を行った。とくに施設分離型の小中一貫教育を実践するときに、教育目標の共有と基礎教育課程としての意義付け、そして小中教員協働による5・6年次での教科担任制の部分的な導入と授業研究の推進等を討議し、参加者からの質疑に答えた。また、筑波大学で開催されたSEAMEO(東南アジア教育大臣機構)の国際シンポジウムとグループ討議において、「一貫制」の研究成果を紹介し、東南アジア各国の改革動向と研究構想について意見交換を行った。これらの研究成果は、『筑波教育学研究』(筑波大学教育学会)第12号,2014年3月,pp.5-17,に発表した。
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