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2014 年度 実績報告書

対人援助職の実践力養成プロセスの分析とバーンアウト予防の学際的研究

研究課題

研究課題/領域番号 24330218
研究機関九州大学

研究代表者

増田 健太郎  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (70389229)

研究分担者 入江 正洋  九州大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (00248593)
大場 信恵  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (00403931)
鳩野 洋子  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20260268)
友清 由希子  福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (20363294)
松崎 佳子  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (30404049)
黒川 光流  富山大学, 人文学部, 准教授 (40325543)
生田 淳一  福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (70412450)
濱田 尚志  香蘭女子短期大学, その他部局等, 准教授 (80342385)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード対人援助職 / バーンアウト / バーンアウト事例 / バーンアウト予防 / 実践力養成
研究実績の概要

バーンアウト研究は、看護師・保健師・教師など個別に研究はされてきている。しかし、対人援助職全体を比較した研究は管見の限り皆無であり、また、その実践力や養成段階で何が必要であるのかを研究した論文は少ない。
そこで、本研究では、臨床心理学・教育心理学・産業医学・保健学・教育学を専門とする研究チームで、次のような計画で研究を行ってきた。(1)先行研究の整理、(2)半構造化面接による対人援助職の面接調査 (3)対人援助職(医師・看護師・保健師・臨床心理士・教師・保育士・社会福祉士)の質問紙調査、(4)海外(フィンランド・アメリカオーストラリア)のフィールド調査 (5)対人援助職の方のバーンアウトやうつ病での援助事例の検討 (6)バーンアウト予防のために養成段階で必要なことである。対人援助職のバーンアウトの現状を分析し、実際の現場で必要な実践力とは何かを調査し、養成段階でどのようなことが必要であるのかを本研究では明らかにしたいと考え、研究に取り組んできた。本年度は最終年度のため、オーストラリアの海外調査、質問紙調査の分析と援助事例の整理をし、対人援助職のバーンアウトの現状と対応策についてまとめた。質問紙調査では、医師・看護師・臨床心理士・教師など1868名の質問紙調査を行い、バーンアウトの出現率・対処法・実践力養成について分析した。その結果、幼稚園教諭・臨床心理士において、バーンアウトの出現率が高いことが明らかになった。実践力養成で必要なことは、コミュニケーション力・ストレスコーピング・チーム力などが必要であるが、大学など養成段階では、学ぶ機会が少ないことが明らかになった。また、海外では、ライフ&ワークバランスが実践されている国ではストレスが溜まることは少ないこと、さらに、大学教育の中で、セルフケアが取り入れられているなど、今後の日本の養成段階における示唆を得ることができた。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

26年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] スクールカウンセラーの歩みと今後の展開2014

    • 著者名/発表者名
      増田健太郎
    • 雑誌名

      教育と医学

      巻: 728 ページ: 4-13

    • オープンアクセス
  • [学会発表] 対人援助職の現状と実践力育成について考える2014

    • 著者名/発表者名
      増田健太郎 生田淳一 黒川光流 濱田尚志 友清由希子
    • 学会等名
      日本教育心理学会
    • 発表場所
      神戸大学兵庫県神戸市
    • 年月日
      2014-09-07

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公開日: 2016-06-01  

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