研究課題
基盤研究(B)
本研究は,4年間の研究期間を通して,「わざ」の習得を目指す領域において,比喩的な指導言語としての「わざ言語」を介して感覚が共有される過程の分析を行った。その結果、以下の3点を明らかにした。第一に、わざが習得されるメカニズム、特に比喩表現や暗黙知がもつ意義である。第二に、わざの伝承における「感覚」がもつ機能と役割である。第三に、「わざ」の習得過程における学習者及び指導者双方の変化である。以上の成果に基づき、教育理論・実践の双方における新たな学びのモデルを提示した。
教育哲学