青少年期から成人期への移行についての追跡的研究（第４次）―就業と家族形成

2014 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 24330233
• 研究機関: お茶の水女子大学
• 研究代表者: 耳塚 寛明 お茶の水女子大学, その他部局等, 理事(副学長) (40143333)
• 研究分担者: 浜野 隆 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 教授 (00262288) ; 岩崎 香織 國學院大學栃木短期大学, 人間教育学科, 講師 (00641458) ; 冨士原 紀絵 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 准教授 (10323130) ; 垂見 裕子 早稲田大学, 高等研究所, 准教授 (10530769) ; 蟹江 教子 宇都宮共和大学, 子ども生活学部, 准教授 (50620522) ; 大多和 直樹 帝京大学, 文学部, 准教授 (60302600) ; 寺崎 里水 福岡大学, 人文学部, 准教授 (70432028) ; 中島 ゆり お茶の水女子大学, 総合学修支援センター, 特任アソシエイトフェロー (70581776) ; 王 杰(王傑) 東京大学, 学内共同利用施設等, 特別研究員 (80432037)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 移行 / 学力 / 進路 / キャリア / 家庭的背景 / 格差 / 追跡調査 / 青少年

研究実績の概要

当該年度に実施した研究活動は、以下の通りである。
1.関東地方Aエリア、東北地方Cエリアにおける第一波の高校生（現在、28歳～29歳）を対象に、インタビュー調査を実施した。実施時期は2014年4月～11月。調査依頼266人（郵送法）、調査実施者47名（男性＝22名、女性＝25名）。
2.国内学会では、日本教育社会学会第66回大会（愛媛大学・松山大学）にて3件、日本家庭科教育学会2014(平成26)年度例会にて1件の報告を行った。また、海外学会では、the Asia Pacific Educational Research Association International Conferenceにて4件、中日教育研究協会2014年度研究大会にて1件の学会報告を行った。一部報告では、学校から職業への移行パネル調査の長所を活かすべく高校卒業後のインタビューデータの分析も行っている。
3.報告書『JELS第18集　細分析集(6)』（計7章、全83頁）を出版した。本報告書では、一部の章で計量経済学における固定効果モデル、ランダム効果モデル、ハイブリッドモデルによる分析を行い、その有用性について検証した。
4.本調査研究のウェブサイトを運営し、これまでの調査結果報告を広く公表した。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

26年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

26年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] 現代日本における青少年の進路選択―中学・高校生を対象としたパネルデータ分析から― (2015)
  • 著者名/発表者名: 中西啓喜
  • 雑誌名: 社会学研究科年報 巻: 22 ページ: pp.55-65
  • 謝辞記載あり
• [学会発表] High-school students’ decisions on geographic mobility and career in Japan (2014)
  • 著者名/発表者名: Yuri NAKAJIMA
  • 学会等名: the Conference of the Asia-Pacific Educational Research Association
  • 発表場所: The Hong Kong Institute of Education
  • 年月日: 2014-11-19 – 2014-11-21
• [学会発表] Effects of Social Background on Changing Academic Achievement (2014)
  • 著者名/発表者名: Hiroki NAKANISHI
  • 学会等名: the Conference of the Asia-Pacific Educational Research Association
  • 発表場所: The Hong Kong Institute of Education
  • 年月日: 2014-11-19 – 2014-11-21
• [学会発表] 香港・上海の小学六年生の学歴希望の比較 (2014)
  • 著者名/発表者名: 王杰(傑)
  • 学会等名: the Conference of the Asia-Pacific Educational Research Association
  • 発表場所: The Hong Kong Institute of Education
  • 年月日: 2014-11-19 – 2014-11-21
• [学会発表] Teaching methods that cast doubt in elementary-school students’ mind on the utility of arithmetic (2014)
  • 著者名/発表者名: Satomi TERASAKI
  • 学会等名: the Conference of the Asia-Pacific Educational Research Association
  • 発表場所: The Hong Kong Institute of Education
  • 年月日: 2014-11-19 – 2014-11-21
• [学会発表] 高校生の家事頻度に与える家庭科の履修単位数別の効果―東北地方調査の分析から― (2014)
  • 著者名/発表者名: 岩﨑香織
  • 学会等名: 日本家庭科教育学会2014(平成26)年度例会
  • 発表場所: 東京学芸大学
  • 年月日: 2014-11-15
• [学会発表] パネルデータを用いた学力変化の分析―階層・学校外教育・地域 (2014)
  • 著者名/発表者名: 中西啓喜
  • 学会等名: 日本教育社会学会第66回大会
  • 発表場所: 愛媛大学・松山大学
  • 年月日: 2014-09-13 – 2014-09-14
• [学会発表] 関東在住の若者の進路選択と地域移動―JELSインタビュー調査― (2014)
  • 著者名/発表者名: 中島ゆり
  • 学会等名: 日本教育社会学会第66回大会
  • 発表場所: 愛媛大学・松山大学
  • 年月日: 2014-09-13 – 2014-09-14
• [学会発表] 青少年の学歴希望の変化再考―地方小都市における追跡調査から― (2014)
  • 著者名/発表者名: 王杰 (傑)
  • 学会等名: 日本教育社会学会第66回大会
  • 発表場所: 愛媛大学・松山大学
  • 年月日: 2014-09-13 – 2014-09-14
• [学会発表] Does Cram School Really Affect Academic Achievement? (2014)
  • 著者名/発表者名: Hiroki NAKANISHI
  • 学会等名: the East Asian Junior Sociologists Forum 2014
  • 発表場所: Pacifico Yokohama
  • 年月日: 2014-07-13
• [学会発表] 日本の中高生と保護者の奨学金返還責任意識に関する一考察 (2014)
  • 著者名/発表者名: 王杰(傑)
  • 学会等名: 中日教育研究協会2014年度研究大会
  • 発表場所: 在日中国大使館教育処
  • 年月日: 2014-04-27
• [図書] JELS報告書第18集 詳細分析集(6) (2015)
  • 著者名/発表者名: 耳塚寛明編
  • 総ページ数: 83
  • 出版者: お茶の水女子大学JELS事務局
• [備考] JELS Japan Education Longitudinal Study
  • URL: http://www.li.ocha.ac.jp/hss/edusci/mimizuka/JELS_HP/Welcome.html